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イオンモール、八王子に次世代型SC ネット通販拠点と店舗併設 2025年開業
次世代型ショッピングセンターのイメージ(イオンモール発表資料より)[写真拡大]
イオンモールは東京都八王子市滝山町の中央自動車道八王子インターチェンジ近くに、イオングループ初となる次世代型ショッピングセンター(SC)を開設する。インターネット通販拠点の顧客フルフィルメントセンターと店舗を併設した施設で、2025年春に第1期、2026年に第2期開業を予定している。
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施設の概要や入居する店舗については決定次第、公表するとしている。顧客フルフィルメントセンターに実店舗を併設した次世代スーパー、シネマコンプレックス、障害者スポーツ対応施設、道の駅「八王子滝山」と連携した飲食施設などで構成する計画だ。
オンラインとオフラインを融合したこれまでにない施設とする一方、社会的弱者を誰も取り残さず、地域の暮らしをより豊かにする八王子の新たな拠点形成を目標としている。敷地面積は約10万2,000平方メートル。2023年春に建設工事に入る予定。
顧客フルフィルメントセンターは、最新のAI(人工知能)やロボット技術を活用した物流施設。幅広い商品を新鮮なまま提供できるうえ、宅配システムにもAIを駆使して利便性の高いオンラインショッピングを実現できる。
イオングループでは、2019年に設立したイオンネクスト準備が英国のオカドグループと提携して推進している。将来は顧客フルフィルメントセンターを中核とした次世代型オンラインショッピングセンターの出店も視野に入れている。
計画場所はJR八王子駅から約3キロ、中央自動車道八王子インターチェンジから約500メートルの八王子市北部。国道16号八王子バイパスや新滝山街道など幹線道路が近くを通り、多摩地区の広範囲から集客を見込める。隣接して東京都唯一の道の駅「八王子滝山」が開業しているほか、周辺に高尾山や秋川渓谷など有名観光地がある。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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