グランフロント大阪、使用電力を再エネ由来に切り替えへ 2022年9月から

2021年11月30日 07:56

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 JR大阪駅北側の複合商業施設「グランフロント大阪」(大阪市北区大深町)は、2022年9月に使用電力をすべて再生可能エネルギー由来へ切り替える。関西の大規模複合用途建物では初めてで、年間約2万5,000トンの二酸化炭素排出量を削減できる。

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 グランフロント大阪は、大阪駅北側に広がるJR貨物梅田貨物駅跡を再開発するうめきた事業の先行開発区域として、2013年に開業した。北館と南館、うめきた広場などで構成され、ショッピングモールやホテル、カフェ、オフィス、劇場、コンベンションセンター、マンションなどが入居する。

 年間に使用する電力は一般家庭約1万8,800世帯分に相当する約8万メガワット時。2022年9月から関西電力が非化石価値取引市場で調達する非化石証書付きの電力を使用する。この電力は、企業が使用電力をすべて再エネ由来とすることを推進する「RE100」に対応。グランフロント大阪に入居する企業やテナントも、自社で再エネを利用していると認められる。

 政府が2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)に向け、脱炭素を強力に推進する中、大型小売店舗やオフィスビル全体ですべての使用電力を再エネ由来に切り替える動きが加速している。

 関西では、りそなホールディングス大阪本社ビル(大阪市中央区備後町)、みなと銀行本社ビル(神戸市中央区三宮町)、GSユアサ京都事業所(京都市南区)、大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋)、イオンスタイル海老江(大阪市福島区海老江)、イオン藤井寺ショッピングセンター(大阪府藤井寺市岡)などが導入している。

 大阪の玄関口といえる場所に立地するグランフロント大阪が新たに導入することで、関西の企業に導入の機運がさらに高まりそうだ。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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