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アウディ、新EVコンセプト「スカイスフィア」発表
アウディ"skysphere concept"(画像: アウディジャパン発表資料より)[写真拡大]
独アウディは10日(現地時間)、新しいコンセプトカー「スカイスフィア(Audi skysphere concept)」を発表した。2ドアコンバーチブルタイプの電気自動車(EV)であり、新しい体験を車内外に凝縮させている。EVスポーツカーを通してアウディが示すクルマの未来は、多くの期待を集めそうだ。
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スカイスフィアは、アウディブランドにおける未来的ラグジュアリーカーを定義している。その目玉は2つの運転体験で、「グランドツーリング」モードと「スポーツ」モードに分かれる形だ。モードに合わせてアダプティブホイールベースが両方の運転体験をサポートする。車両の全長は、最大250mm変わる他、車高も10mmの範囲で変動し、ドライビングスタイルに合わせた快適性を味わえるのだ。
走行モードの選び方は、ドライバーがボタンを押すだけだ。スポーツモードなら全長4940mm。リアホイールステアリングのサポートも受け、俊敏性のある走行が可能だ。一方でグランドツーリングモードは全長5190mmに延長され、足元の空間に余裕が出る。デジタルエコシステムを生かしながら、クルマからの景色を最大限に堪能できるのだ。
他にもインテリアではアウディ独自サービスと組み合わさったデジタルシステムが特徴。ソーシャルメディアを通して、車内や周辺の画像を送り、走行体験をシェアできる。自動運転機能による出迎えも可能だ。充電や駐車も自動運転で対応できるなど、技術進化が見逃せない。
8月13日には、米カリフォルニア州モントレーの自動車イベント「モントレー カーウィーク」に登場。ペブルビーチゴルフコースで初の実車公開を行なう。
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