東京為替:1ドル110円近辺、日銀、来年度見通し上方修正、グリーンオペを発表

2021年7月16日 14:16

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記事提供元:フィスコ


*14:16JST 東京為替:1ドル110円近辺、日銀、来年度見通し上方修正、グリーンオペを発表
午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=110円で推移。日銀は本日の正午ごろに、金融政策決定会合で、現状維持を決定したと発表。また、同時に環境対応の資金供給(グリーンオペ)の詳細を発表している。なお、21年度経済成長は従来の4.0%から3.8%に下方修正をした。21年度CPIは0.1%から0.6%に上振れとした。なお、来年度の成長率は2.4%から2.7%に上方修正をしている。

一方、東京株式市場は日経平均が89.52円高と後場に入り下げ幅を縮小している。日銀が新たなグリーンオペとして、新たな資金供給を発表したことや来年度の経済成長見通しの上方修正を発表したことが好感されているようだ。また、指数に寄与度の高いソフトバンクG<9984>、ファーストリテイリング<9983>などが下げ幅を縮小しており、本日の高値圏に位置していることが相場の下支え要因となっているもようだ。《FA》

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