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品川の複合施設「シティタワー武蔵小山」竣工、住宅・商業・公益施設など
シティタワー武蔵小山の外観(住友不動産発表資料より)[写真拡大]
東京都品川区小山の武蔵小山駅前通り地区市街地再開発組合と住友不動産が整備を進めていた大規模複合施設「シティタワー武蔵小山」が竣工した。タワーマンション、スーパーなど商業施設、区民集会所など公益施設で構成し、駅前に新たなにぎわいを創出するとともに、地域のランドマークを目指す。
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シティタワー武蔵小山は、鉄筋コンクリート一部鉄骨41階建てのタワー棟、9階建てのレジデンス棟、2階建ての低層棟で構成する延べ約5万3,000平方メートル。東急目黒線の武蔵小山駅から徒歩1分の駅前に立地しており、タワー棟の高さは約145メートルに達する。
タワー棟は1、2階に店舗と公益施設、4階以上にマンションが入る。レジデンス棟は1、2階が店舗、4階以上がマンション、低層棟は1階が店舗、2階が公益施設になる。駐車場はマンション用に約130台分が確保された。
マンションは506戸あり、既に分譲に入っている。契約者は品川区、目黒区在住の30~40代の子育て層が多い。建物は地震の揺れをゆっくりにし、建物の変形を少なくする免震構造を採用。エントランスホールに2層吹き抜けで200平方メートルを超す大空間を設けた。タワー棟の36階には、スカイラウンジのパーティールームが用意されている。
入居する店舗名は公表されていないが、スーパーのほか、コンビニエンスストア、物販店、内科と小児科、皮膚科のクリニック、薬局などが入居を予定している。公益施設の荏原第一地域センター・区民集会所は7月26日に開所する。
敷地内は駅からの動線と景観の連続性に配慮し、「ウエルカムパーク」と命名した広場や緑が連なる散策路の「グリーンプロムナード」を設けている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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