東京為替:1ドル110円50銭台、日経平均はセンチメント悪化で下げ拡大、マッコリ—がシドニー空港の買収提案

2021年7月8日 12:00

印刷

記事提供元:フィスコ


*12:00JST 東京為替:1ドル110円50銭台、日経平均はセンチメント悪化で下げ拡大、マッコリ—がシドニー空港の買収提案
東京外為市場でドル・円は1ドル=110円50銭台で推移。豪州の投資銀行であるマッコリ—・グループは、シドニー・エアポートHDに対する買収提案を検討しているとブルームバーグが報じている。買収価格は1株8.25豪ドル。なお、この空港をめぐってはIFMインベスターズや州年金基金がすでに買収を提案しおり、マッコリ—は、これへの参加を検討しているもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が154.78円で午前の取引を終了した。東京オリンピックが無観客になるとの公算や、4度目の緊急事態宣言が計画されているとの報道により、景気悪化への懸念が高まり、投資家のリスクセンチメントも悪化しているようだ。また、東京エレクトロン<8035>が1160円安、ファーストリテイリング<9983>は1360円安と、指数に寄与度の高い銘柄が寄り付きから下げ幅を拡大し、相場の重しとなっているようだ。《FA》

関連記事