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【株式市場】エーザイはストップ高、半導体株が一服し鉄鋼株など再騰、日経平均は121円高のあと軟化したがTOPIXは堅調
◆日経平均は2万8987円58銭(31円66銭安)、TOPIXは1962.07ポイント(1.22ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億6233万株
6月8日(火)前場の東京株式市場は、アドバンテスト<6857>(東1)などの半導体株が高く始まったあとダレ模様となり、日本製鉄<5401>(東1)やJR東日本<9020>(東1)などは堅調に推移。日経平均は取引開始後の60円46銭安(2万8958円78銭)を下値に切り返し、10時過ぎには121円44銭高(2万9140円68銭)まで上げた。ただ、前引けにかけては半導体株の一角の下げが大きく、日経平均は小幅安、TOPIXは小幅高にとどまった。
エーザイ<4523>(東1)が買い気配のまま値付かずでストップ高となり、米社と共同開発したアルツハイマー病薬の米国での承認を受けて買い集中。ペッパーフードS<3053>(東1)はこのところ月次売上高など好調と期待が強まり一段高。ラピーヌ<8143>(東2)は東京店の移転などで合理化進むとされて再び上値を指向し一時ストップ高。Delta-Fly Pharma<4598>(東マ)は特許取得が注目され急伸高値。山大<7426>(JQS)やテーオーHD<9812>(JQS)は住宅用木材の市況高が材料視し直され出直り拡大。
東証1部の出来高概算は少な目で4億6233万株、売買代金は1兆901億円。1部上場2193銘柄のうち、値上がり銘柄数は1301銘柄、値下がり銘柄数は762銘柄。
また、東証33業種別指数は15業種が値上がりし、医薬品、海運、空運、電力ガス、水産農林、繊維製品、サービス、陸運、食料品、鉄鋼、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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