良品計画、飲料の容器をペットボトルからアルミ缶に 23日から

2021年4月22日 17:20

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アルミ缶のオリジナル飲料(良品計画発表資料より)

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 無印良品を展開する良品計画は、4月23日から飲料の容器を従来のペットボトルからアルミ缶に切り替える。リサイクル率が高く、循環型資源とされるアルミ缶を利用することで、廃棄物削減に取り組み、合わせてプラスチックごみによる海洋汚染を防ぐ狙いもある。

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 アルミ缶に切り替えるのは、「ノンカフェイングリーンルイボスティー」、「中国産茶葉使用茉莉花茶」、「果汁100%ソーダみかん」、「国産生姜使用ジンジャエール」など良品計画のオリジナル飲料12種類。23日から全国の店頭で一斉に切り替える。

 アルミ缶リサイクル協会の2019年度データによると、国内のアルミ缶リサイクル率は97.9%。このうち、アルミ缶からアルミ缶へ再生する水平リサイクル率は66.9%に達する。再生アルミはバージン素材から新たに製造するのに比べ、97%のエネルギー削減となる。このため、循環型資源の優等生と考えられている。

 良品計画は1980年のブランドスタート以来、容器包装の簡略化や素材の選択、工程の点検を商品開発の基本としてきたが、地球資源の循環化や、廃棄物の削減をさらに推し進めるため、オリジナル飲料の容器を見直した。

 これに合わせ、プラスチックごみの削減を目指して2020年、113店でスタートした無料の給水サービスを、現在の270店から5月末に300店、12月末に国内全店舗の460店に広げることも明らかにした。この事業では4月22日現在で500ミリリットルペットボトルにして約20万本の削減効果が出ている。

 このほか、東京都江東区に三井不動産レジデンシャルとナイキが期間限定でオープンしたスポーツパークに、無料給水器を設置していることに加え、熊本市の公共施設に無料給水器を備え、熊本市の小中学校でマイボトルの習慣化を促す出前授業のサポートを予定している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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