ヨドバシカメラ、甲府駅前の山交百貨店跡に大型店 山梨県初出店へ

2021年4月22日 07:26

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ヨドバシカメラマルチメディア甲府の開店イメージ(ヨドバシカメラ発表資料より)

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 家電量販店大手のヨドバシカメラは、山梨県甲府市丸の内のJR甲府駅南口で、「ヨドバシカメラマルチメディア甲府」を4月28日にオープンする。山梨県には初出店で、親会社のヨドバシホールディングスが山梨県、甲府市、地元のまちづくり団体などと連携して、甲府駅前と中心市街地をつなぐエリアマネジメントの提案も進めている。

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 ヨドバシカメラマルチメディア甲府は1~4階を店舗とし、売り場面積約1万3,800平方メートル。カメラやAV機器、家電、パソコン、時計、ゲーム、スマートフォン、日用品などを販売、地域最大級の品ぞろえとする。駐車場はバイクを含め、約300台分を確保している。

 新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることに配慮し、店内の照明に光触媒による除菌、脱臭機能が付いたLEDを採用、店内丸ごと除菌対策を進める。換気量は1~4階各フロア達成率の平均値で法定換気量の187.44%を確保する。感染症予防の基準適合施設に与えられる「やまなしグリーン・ゾーン認証」の予定施設になっている。

 ヨドバシカメラマルチメディア甲府が入るのは、2019年に閉店した山交百貨店の跡。地下1階、地上5階建ての建物を改装した。甲府市の商業は中心市街地の百貨店や大型店が相次いで撤退する一方、郊外に多数の大型店が進出し、中心市街地が極めて厳しい状況に追い込まれている。

 さらに、インターネット通販の拡大や首都圏など近隣への買い物客流出がみられ、銀座通り、春日モールなど中心市街地の商店街が深刻な影響を受けている。山交百貨店の閉店もこうした影響を受けた結果とみられ、中心市街地の再生が急務となっている。

 ヨドバシホールディングスは甲府駅と中心市街地、舞鶴公園を結ぶペデストリアンデッキの設置で人の流れを良くするなどのインフラ整備を、山梨県と甲府市に提案している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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