【株式市場】米投資会社の損失問題など注視され日経平均は一時101円安まで軟化し一進一退

2021年3月30日 12:22

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万9369円16銭(15円36銭安)、TOPIXは1972.21ポイント(21.13ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億2065万株

 3月30日(火)前場の東京株式市場は、日経平均が取引開始後の93円68銭高(2万9478円20銭)を上値にダレ模様となり、11時にかけて100円63銭安(2万9283円89銭)まで軟化し、上値の重い展開となった。アドバンテスト<6857>(東1)は続伸など半導体株が総じて高く、日本航空<9201>(東1)なども高いが、米投資会社に大きな「追証」が発生したことなどで様子見姿勢もあった。

 ただ、今日は3月期末配当落ち日になり、日経平均は理論上175円ほど安い水準が前日比変わらずになる。このため、強弁すると実質的には小高い前引けということができる。

 野村HD<8604>(東1)は朝方の4%安を下値に一進一退となり、昨29日の16%安からは下げ渋ったが、米投資会社との取引で「多額の損害が生じる可能性」との29日発表などが気にされ戻りが鈍い。マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)は「NFT」(ブロックチェーンによるデジタル証明)新事業などが材料視され急伸。gooddaysHD<4437>(東マ)はスタートアップ企業支援会社への資本参加提携が材料視され急伸。ジオコード<7357>(JQS)はGoogle広告との機能接続発表が注目されストップ高。

新規上場のAppier Group(エイピアグループ)<4180>(東マ)は9時49分に公開価格1600円を27%上回る2030円で売買が成立し初値をつけ、その後は同37%高の2198円まで上げ、前引けは2066円。スパイダープラス<4192>(東マ)は10時33分に公開価格1160円を48%上回る1722円で初値をつけ、その後は同57%高の1825円まで上げ、前引けは1700円。

 東証1部の出来高概算は6億2065万株、売買代金は1兆1911億円。1部上場2186銘柄のうち、値上がり銘柄数は407銘柄、値下がり銘柄数は1712銘柄。

 また、東証33業種別指数は3業種の値上がりにとどまり、空運、海運、ゴム製品、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】リョーサンは業績上方修正を見直して割安自動車関連株買いが再燃し反発(2021/03/04)
【小倉正男の経済コラム】米国ゲームストップ株事件:個人投資家VSファンド(2021/02/04)
マルマエは上値試す、2月の受注残高は前年同月比34.0%増、21年8月期上振れの可能性(2021/03/23)
【注目銘柄】コクヨは前日比変わらずも増益転換予想業績と自社株買いを手掛かりに押し目買い交錯(2021/03/12)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事