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ホンダ、「S660」を生産終了 最後の特別仕様車「Modulo X Version Z」発売
S660 Modulo X Version Z(画像: 本田技研工業の発表資料より)[写真拡大]
本田技研工業は12日、約7年にわたって生産・販売を行ってきた2シーター・オープンスポーツモデル「S660」の生産を、22年3月に終了すると発表した。生産終了に合わせて、コンプリートモデル「S660 Modulo X」の特別仕様車「Version Z」を設定し、発売した。
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■S660 Modulo X Version Z
コンプリートモデルである「Modulo X」をベースにした「Version Z」は、エクステリアカラーに特別色としてソニックグレー・パールを採用。従来設定があったプレミアムスターホワイト・パールはそのまま継続採用とし、フレンチブルー・パールのみドロップしている。
ホンダのHマーク、車名といった各エンブレムをブラッククローム調に変更。リヤスポイラーもブラック塗装の専用アクティブスポイラー(ガーニーフラップ付)を採用している。アルミホイールも「Modulo X」は15インチのブラックスパッタリング仕上げだが、ステルスブラック塗装に変更されている。
インテリアは、各部分に装備が追加されている。メーターバイザーパネル、助手席エアアウトレットパネル、センターコンソールパネルの各インテリアパネルはカーボン調に変更されており、軽量かつ剛性の高いイメージを表現している。
ユーザーにうれしい装備では、専用Version Zロゴ入りアルミ製コンソールプレートや、「Modulo X」と「S660」のロゴが配された「Version Z」専用のシートセンターバッグが追加されている。なおこの専用シートセンターバッグは、普段使いのボディバッグとしても使用可能だ。
「S660 Modulo X Version Z」の価格は、315万400円(消費税込)となっている。
■各コンテンツでも楽しめる要素満載
生産終了に向けて、全国のS660オーナーと一緒につくる、つながるコンテンツとして「#WELOVES660」を実施する。ユーザーが所有しているS660との動画や写真を投稿し、最終的にはそれらをつなぎ合わせたスペシャル動画を公開する予定。
さらにS660の開発者・製造者・ユーザーのエピソード、メッセージをホームページ、Facebookで紹介するコンテンツ「S660 History」も実施する。(記事:キーパー・記事一覧を見る)
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