マスクを気にせず快適にヘアカットを 美容師が紐なしマスクを開発

2020年6月23日 07:12

小

中

大

印刷

美容師が開発した「紐のないマスク」。耳紐を気にせずカットやシャンプーができる(画像:earchの発表資料より)

美容師が開発した「紐のないマスク」。耳紐を気にせずカットやシャンプーができる(画像:earchの発表資料より) [写真拡大]

写真の拡大

 新型コロナウイルスへの感染対策が求められるなか、マスクを気にせず快適にヘアカットを楽しんでもらおうと、美容室の経営者が、耳に掛けずに済む「紐なしマスク」を開発した。

【こちらも】ユニクロがエアリズムマスクを発売 EDWINはデニム生地マスク

 感染症対策のため、客にマスクをつけてもらったままカットを行う美容院が増えているが、マスクの紐がどうしてもカットやシャンプーのときに邪魔になってしまうという。紐なしマスクなら、こうした不便が解消されるといい、開発した美容師は「コロナ対策をしながら、お客さまに最良のサービスを提供したい」としている。

 マスクを開発したのは、美容室を経営しながら舞台や撮影などのヘアメイクも手がけるearch(東京都渋谷区)代表の西村裕司さん。マスクは、紐を耳にかける代わりに、肌への刺激が少ない医療用テープを使って顔に直接貼り付ける。美容室やヘアサロンなどに普及させようと「salone de mask(サロン・で・マスク)」と名付けた。

 新型コロナ感染症の拡大以来、美容室では美容師だけでなく客にもマスクを着用してもらい、そのままヘアカットやパーマ、カラーリングなどを行うところが増えている。

 しかしマスクを付けたままでは、ハサミが紐にひっかかることがあるほか、シャンプー時に紐が濡れたりパーマなどの薬品でマスクが汚れてしまったりすることがある。また、マスクをしていると鼻や口元が隠れてしまうため、顔全体のバランスに合わせてカットすることが難しくなるという。このため、カットのときは客にマスクを外してもらう美容院もある。

 こうした不便な状況を改善しようと考え、西村さんは紐なしのマスクを思いついたという。

 マスクは「透けるタイプ」と「カバータイプ」の2種類。どちらも薄い不織布でできていて、医療用の両面テープで顔に固定する。「透けるタイプ」は不織布が薄いため、マスクを通して顔が透けて見える。このため、理容師は顔全体とのバランスを確認しながら、カットを進めることができる。

 また、カバータイプは裏側から市販のマスクを挟めるようになっていて、普通のマスクを紐なしで着用できるようになる。

 どちらのタイプも価格は、5枚組 1,100円・ 10枚組 1,650円・ 50枚組 6,600円(税込)。専用の販売サイトを設け、予約を受け付けている。発送は、6月末から7月中にかけて順次始めていくという。

 西村さんは「業界のために自分は何ができるかを考え、美容室用マスクを思いついた。このマスクによって、お客さまが安心して美容室やヘアサロンに戻ってきてくれたら、うれしい」としている。

関連情報

関連キーワード新型コロナウイルス

関連記事

広告

財経アクセスランキング