大丸芦屋店、3月13日に全館リニューアルオープン 地域密着店に変身

2020年2月17日 08:10

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大丸芦屋店1階のリニューアルイメージ(大丸松坂屋百貨店発表資料より)

大丸芦屋店1階のリニューアルイメージ(大丸松坂屋百貨店発表資料より)[写真拡大]

 兵庫県芦屋市船戸町の大丸芦屋店は3月13日、全館を改装してリニューアルオープンする。運営する大丸松坂屋百貨店が明らかにしたもので、関西を代表する高級住宅街である芦屋にふさわしい上質な空間と品ぞろえで、地域密着型のコンパクト百貨店に生まれ変わる。

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 1階は「化粧品・洋品・和洋菓子のフロア」と位置づけ、1月に先行オープンしたチョコレートの「ゴディバ」に加え、フランスパンの「ルビアンベーカリー」、洋菓子の「ユーハイム」、「ファヤージュ」、「マカロフ.G.」の合計5ブランドを新規導入する。

 2階は「モノ・コト複合フロア」。フロア全体をテナントゾーンとし、婦人服を中心とした「モノ」と、カフェレストランやエステサロンといった「コト」を複合したエリアを拡大する。婦人服売り場に新たに登場するブランドは「ドゥクラッセ」、「ギャラリーセンソユニコ」、「ジュリア・オージュ」など。

 コト提案店舗としては、エステサロンの「ルミエ・パリ」、買い取りサービスの「ハグオール」、カフェレストランの「逸京茶寮」が新規オープンするほか、これまで地階で営業していた暮らしの相談窓口の「クラッシー」が移転する。

 2019年末に先行オープンした地階は食品売り場。生鮮食品とグローサリー、惣菜売り場をリニューアルし、新たに食品の「明治屋ストアー」がオープンした。

 大丸芦屋店はJR芦屋駅ビルの商業施設「モンテメール」の核店舗として1980年にオープンした。当時は旧大丸の関連会社であるダイマル芦屋店が運営していたが、2001年に直営店となり、神戸市にある大丸神戸店の分店とされた。売り場面積は約4,300平方メートル。規模は小さいながら、芦屋市を代表する百貨店となっている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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