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ファミマとアーバンリサーチのコラボ店「アーバン・ファミマ!!」、虎ノ門にオープン
コンビニ大手のファミリーマートとセレクトショップを運営するアーバンリサーチは12日、都内に両社のコラボレーション店舗をオープンする。開店に先駆けて、10日にマスコミ向けの内覧会が行われた。
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コラボ店は再開発が進む虎ノ門ヒルズエリアに位置し、「ワーク」と「ライフ」双方を充実させることがコンセプトとなっている。営業時間は「ファミマ‼エリア」7時~23時、「アーバンリサーチエリア」10時~21時。
新規開店するのは、「アーバン・ファミマ‼虎ノ門ヒルズビジネスタワー店」。「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」の2階にオープンとなる。新店舗では「サスティナビリティ」がキーワードとなり、都市型ワーカーを主なターゲットとした新たなライフスタイルの提案を目指している。
生活者の目線で店舗や街づくりを手掛ける「生活スタイル研究所」がプロデュースを行い、店内の什器などに環境に配慮した素材が用いられた。店舗全体の70%にサスティナビリティな要素が取り入れられているという。
およそ580平方メートルの店内のうち、316平方メートルがファミマ、264平方メートルがアーバンリサーチの区画。
ファミマ‼エリアは、働く時間を支援する”WORK TIME SUPPORT”をコンセプトとし、「食の充実」「利便性の向上」「憩いの時」「お土産」に重点を置いた売り場づくりが行われている。
一方、”PERSONAL LIFE SUPPORT”をコンセプトとしたアーバンリサーチエリアでは、「サスティナブルなライフスタイルとファッション」「リラックス&レジャー」「日曜&ギフト・レスキュー」などがテーマとなっている。
両区画を区切っている38席の大型イートインスペースは、来店客が食事や休憩に利用できるほか、ワークショップやネットワーキングイベントなどを開催可能な、都心のハブステーションとしての役割も果たす。
また、アイランドカウンターでは、スムージーやクラフトビール、ファミマの食材を使ったアレンジメニューなどが、時間に合わせて提供される。
ファミマはこれまでも、ドラッグストアや書店、コインランドリーなど、多くの異業種との一体型店舗を運営しながら、他のコンビニとの差別化を図ってきた。アパレルとの連携は今回が初めてとなる。
両社はフランチャイズ契約を締結し、昨年12月にコラボ店の開店を正式に発表していた。コンビニの高い集客力と商品力や販売ノウハウといったアパレルの強みを組み合わせることで、「お客さまのライフスタイルを充足する、新しい業態への進化を目指」すとしている。(記事:万嶋せら・記事一覧を見る)
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