水道水からの塩分検出で断水の羽田空港第2ターミナル、3日目に給水再開

2019年11月9日 23:34

印刷

記事提供元:スラド

羽田空港国内線の第2旅客ターミナルビルでは6日の朝から断水していたが、8日13時25分 に給水が再開されたそうだ(日本空港ビルデングのお知らせ: PDF空港施設株式会社のニュース記事)。

羽田空港では6日朝に地上職員から水に塩気を感じるとの報告を受け、国内線ターミナルビルなど一部の施設への水供給を停止。第2旅客ターミナル以外の施設では水質に問題ないことが確認され、6日中に給水が再開されていた。一方、第2旅客ターミナルでは断水により多くの飲食店が休業し、トイレでは手洗い用として非常用のペットボトル入り飲料水を提供するなどの対応が行われた。給水設備の清掃は7日に完了しており、水質検査で飲料に適した基準を満たすことが確認されたことから給水を再開したとのこと。

第2ターミナルでは水道水を貯める受水槽から塩分が検出されたと報じられているが、原因は特定されておらず、引き続き特定作業を実施していくとのことだ。 

スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 日本 | サイエンス | idle | 交通

 関連ストーリー:
東京五輪・オープンウォータースイミングおよびトライアスロン会場の水質に懸念 2019年08月14日
米国で販売されているボトル入りウォーター、FDAの基準値を超えるヒ素を含むものもあるという調査結果 2019年04月21日
台風による塩害が相次ぐ 2018年10月10日
ニューヨークの協同住宅で便器が破裂 2013年10月13日
水質基準を超えるホルムアルデヒド検出、千葉県内で相次いで断水 2012年05月19日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事