常時車に備えておくと便利なもの (2)

2019年10月18日 07:52

印刷

ボディ用とガラス・内装用を使い分ける©sawahajime

ボディ用とガラス・内装用を使い分ける©sawahajime[写真拡大]

  • ボディ・ガラス用とホィール用を使い分ける©sawahajime

 筆者が普段車に積んでいる品々の品名と用途を、ランダムに挙げて見てみよう。

【こちらも】常時車に備えておくと便利なもの (1)

●補助電子機器

 先ず、現在は必須アイテムと云うべき(1)「ドライブレコーダー」。昨今多発する煽り運転対策として、動かぬ証拠を記録するのは必要だ。

 運転中には常時録画をして、古い物から上書きしているので、使用するSDやマイクロSDは、耐久性に優れた指定されたクラスの物を、必ず使用する必要がある。肝心の場面で、記録媒体トラブルで資料画像が記録されていなければ、目も当てられない。

 (2)「レーダー探知機」も、かつては違反を助長するだけの装備だと忌避していたが、最近は一般車両の平均車速が昔より早くなり、流れに沿って走るのは問題無いとして、流れに乗れない単独での走行時にはオービスの情報などが判るので、活用している。

●手入れ用品

 (3)「バケツ」、(4)「洗車ブラシ」、(5)「合成セーム皮」は必須アイテム。整備入庫した場合には、代車に積み替えている。

 最近の車は、ミニバンやSUVと車高が高い物が多く、軽自動車もトールタイプが増えているので、「バケツ」は、逆さにして人が乗れる程度の強度がある物が望ましい。

 「洗車ブラシ」は車体用とタイヤ・ホィール用の2本を積んでいる。

 「合成セーム皮」も、ボディ用と、ガラス・内装用に2本用意した。
 
 他に(6)「タオル」も必需品だ。時々、旅先で旅館の風呂で使ったタオルも持ち帰る。これは、ブレーキダストの付着したホィールを拭いて捨てたりする。

●視界確保に便利な小物

 (7)「アイススクレーパー」と(8)「ハンドワイパー」。

 冬場にフロントウインドウが凍結している時に、アイススクレーパーで霜氷を掻き落し、ハンドワイパーで拭って落としてやれば良い。その後、ワイパーを動かせば前方視界は容易に確保出来る。

 三角定規とかでも凍結した霜を掻き落せるが、安い物だから買っておけば良い。

 間違ってもウインドウオッシャーとワイパーを凍ったフロントグラスに直接使わない事だ。霜だったのが凍結して、始末がつかなくなる。お湯をかけるのも、お勧めしない。

●緊急時対応用品

 三角停止版が一般的だが、(9)「非常停止用紫色回転灯」は首都高速や阪神高速といった、遮音壁がある所では特に夜間では非常に有効だ。

 カーブの先に緊急停車した場合、三角停止版では後続車はカーブの先の、ブラインド部分の状況は判らないが、紫色の光が遮音壁に反射していれば、すぐに気づいて貰えるのだ。

 (10)「ジャンプコード」はバッテリーが上がった場合に、救援車から電気を貰う赤黒のコードの両側にクリップがついたあれだ。

 バッテリー上がりとかだと、JAFを呼べば良いが、知人の車が近くにいるなら、簡単だ。殆どの車はマイナスアースだが、プラス・マイナスを間違えない事。

 余談だが、一般的に車載バッテリーは車体前部のエンジンルーム内にある。普段から駐車する際は、フロント部分を前にしておくと良い。

 万一、バッテリー上がりで救援を頼んだ場合、狭い車庫に頭から突っ込んであると、バッテリーを繋ぐのには面倒だ。また、突発の用件で、急いで出掛ける場合でも、前向き駐車なら頭からスタート出来る。

 まだまだ品物が残っているので、次回、「常時車に備えておくと便利な物(3)」で説明しよう。(記事:沢ハジメ・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事