神奈川のイオンつみき野店、イオンスタイルつみき野に生まれ変わり12日オープン

2019年10月4日 15:37

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イオンスタイルつみき野のオープンイメージ(イオンリテール発表資料より)

イオンスタイルつみき野のオープンイメージ(イオンリテール発表資料より)[写真拡大]

 神奈川県大和市つみき野で営業していた総合スーパーのイオンつみき野店は、10月12日に食品を中心とした「イオンスタイルつみき野」に生まれ変わってグランドオープンする。近隣にあるモール型ショッピングセンターのイオンモール大和、イオンモール座間と連携し、多様な買い物スタイルを提案する。

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 イオンスタイルつみき野は約3,300平方メートルの敷地に建つ平屋建てで、売り場面積約1,000平方メートル。駐車場から売り場までの距離を縮めた設計とし、生鮮食料品や惣菜を中心に、日用品、医薬品をそろえる。生鮮野菜は地元のJAさがみの生産者に協力してもらった選りすぐりの品を並べる。

 共働き世帯の来店が予想されることから、手間をかけずに食べられる惣菜の品ぞろえを強化する。イートインコーナーは自社飲食業態の「ここdeデリ」を展開し、その場で調理した丼物や定食、モーニングセットなどを提供する。レジ待ち時間短縮のため、セルフレジを導入するほか、イオングループのオンラインショップで注文した商品を受け取るコーナーも設ける。

 イオンつみき野店は建て替えのため、2018年2月から休業していたが、周辺にファミリー層が多く、3キロ商圏に2つのイオンモールがあることを考慮して地域ニーズがより高い食品中心の構成とした。

 イオンスタイルつみき野があるのは、東急田園都市線のつみき野駅から南へ徒歩15分の場所で、店舗から1キロ圏内に40代のファミリー層を中心に約1万3,000世帯、約3万人が居住している。今後、店舗周辺でマンションや戸建ての住宅開発が予定され、30~40代ファミリー層の増加がさらに見込まれており、イオンスタイルつみき野はファミリー層にターゲットを当てている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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