スズキ、「アルト」の40周年記念特別仕様車 安全装備など充実

2019年6月14日 07:39

印刷

アルト 40周年記念特別仕様車 Lリミテッド。(画像:スズキ発表資料より)

アルト 40周年記念特別仕様車 Lリミテッド。(画像:スズキ発表資料より)[写真拡大]

  • アルト 40周年記念特別仕様車 Lリミテッド。(画像:スズキ発表資料より)
  • アルト 40周年記念特別仕様車 Lリミテッド。(画像:スズキ発表資料より)

 スズキは、軽乗用車「アルト」の特別仕様車「Lリミテッド」を、6月13日に発売した。アルトが誕生から40周年を迎えたことを記念してのもので、価格は2WDが消費税込95万5,800円、4WDが同じく106万3,800円。

【こちらも】スズキ・ジムニー、オフローダーの証(1) 「3アングル」スタイリングから見える走破性

 アルトの初代発売は1979年5月。高い実用性と、そして圧巻のコストパフォーマンスで瞬く間に人気車種となり、以来フルモデルチェンジは8代を数え、国内総販売台数は約514万、スズキを代表する軽自動車として40年の歴史を歩んできた。

 初代アルトについて特筆すべきはやはり「価格」であろう。当時、一般的な軽の新車相場はだいたい60万円強といったところであった。しかしスズキは45万円程度のモデルを市場に供給すべく研究開発を重ね、結果「アルト、47万円」という有名な広告コピーを生み出したのである。

 今回の特別仕様車Lリミテッドは、アルトL スズキ セーフティサポート装着車をベースとしている。快適装備を充実させながらもなおリーズナブルな価格設定は流石のアルトといったところであろう。

 インテリアはブラックを基調とし、バックドアには40周年記念を示す専用エンブレムを配置。車体カラーは、特別設定色「ブリスクブルーメタリック」をはじめ全5色となっている。

 安全装備としては、車両・歩行者を検知して衝突被害を軽減する「デュアルセンサーブレーキサポート」、後退時の衝突被害を軽減する「後退時ブレーキサポート」を標準装備し、「サポカーSワイド」ならびに「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)」の認定車となっている。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事