関連記事
- ホーム
- > 企業・産業
- > 自動車・バイク新製品
- > 記事
トヨタが2020年に販売を開始する中国向けEV「C-HR」(左)と「IZOA」[写真拡大]
電動車発表ラッシュの上海モーターショー2019で、トヨタも市販を前提とした「C-HR」と「IZOA」の電気自動車(EV)を世界初披露した。「C-HR」「IZOA」EVは、トヨタブランドとして中国市場へ初投入となるEVで、2020年に販売を開始する。
【こちらも】トヨタは本気だ! HV特許開放で開発資金回収、さらなる新時代技術開発へ
トヨタ・ブースでは、中国初披露となるRAV4ならびにアルファード&ヴェルファイアのハイブリッド車(HV)や、2019年3月から販売を開始した「カローラ」「レビン」のプラグインハイブリッド車(PHV)、中国の研究開発拠点であるTMEC(Toyota Motor Engineering & Manufacturing (China) Co., Ltd.)が開発した「中国の“90後”(1990年以降生まれ)の若者の価値観やライフスタイルに合うクルマ」として提案するEVコンセプト車「RHOMBUS」など、多様な電動車を披露した。
また、燃料電池自動車(FCV)についても、トヨタ自動車副社長の吉田守孝氏は、プレスカンファレンスで「2017年から中国で燃料電池車「MIRAI」の実証実験を開始しており、その他、燃料電池マイクロバス「FCコースター」の中国導入など、検討を進めていく」と語った。
トヨタは、中国で初披露した「C-HR」「IZOA」のEV 2車種を皮切りに、2020年代前半に、グローバルで10車種以上のEV展開を予定しており、2030年「グローバル電動車販売550万台以上」の目標に向け、着実に電動車普及を進めている。
2019年2月末現在、1997年販売を開始したHV「プリウス」から数えて電動車の累計販売台数は約1300万台となり、CO2排出抑制効果は1億300万トン以上になると試算している。2018年11月、トヨタは、「中国国際輸入博覧会」において、e-Paletteを始めとした「電動化、知能化、情報化」を活用し、人々の生活を支える「新たなモビリティ」を提案した。
これら「新たなモビリティ」は、東京2020オリンピック・パラリンピックにおいて活用予定で、北京2022オリンピック・パラリンピック冬季競技大会では、東京2020で得た知見を活かし、国際オリンピック委員会、国際パラリンピック委員会、北京オリンピック・パラリンピック冬季競技大会組織委員会と連携して、大会の成功に向けて尽力するとしている。(編集担当:吉田恒)
■関連記事
・「NISSAN e-シェアモビ」順調に拡大し、サービス開始1年で500カ所のステーション
・ポルシェ・ジャパンとABBが、ポルシェ電気自動車専用の急速充電器開発で業務提携
・日産、アフリカ自動車市場拡大を睨み南アフリカのロスリン工場de大規模投資を実施
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- アウディ、Q2シリーズをマイナーチェンジ 125台限定のAudi Q2 1st editionも
2/28 16:37
- BMW、「X5」「X6」「X7」のディーゼルモデルにマイルドハイブリッド追加
2/27 16:27
- ルノー、トゥインゴに特別仕様車「バイブス」 3色の専用ボディカラー
2/21 17:38
- マクラーレン、ハイブリッドスーパーカー「アルトゥーラ」発表
2/19 17:33
- ホンダ、新型「ヴェゼル」を世界初公開 生活の楽しさ増幅させる「AMP UP」がコンセプト
2/19 07:51
広告
広告
広告