コメ兵、中国・北京に海外進出1号店オープン

2018年10月5日 23:18

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記事提供元:アパレルウェブ

 総合型リユース店舗を運営するコメ兵(名古屋、石原卓児社長)の連結子会社KOMEHYO HONG KONG LIMITEDは9月29日、北京漢美嘉誠国際文化投資有限公司と合弁企業を設立し、海外1号店となるブランドリユースセレクトストア「ラックスストーリー(LuxStory)」を中国・北京市の北京坊にオープンした。
 中国では物を預けて換金する「質」が一般的である一方、物の所有権を手放す「リユース」はあまり知られておらず、宝石・時計・バッグなどのブランド品に資産価値があるという認識があまり浸透していないという。その一方で同社は、長期的なグローバル戦略において、KOMEHYO HONG KONGでの好実績や継続的な人口増加、ブランド品の消費・保有量の高さなどから、中国市場に注目。まずは1店舗目の営業に集中し、中国現地で商品を仕入れ・販売する自給自足のビジネスを運営。顧客ニーズを探りながら、サービスの向上を目指す。





 同社が強みとする鑑定ノウハウや品質管理機能、接客スタイルなどを通し、「健全なブランドリユースを展開することによって、ブランド品が資産として価値があることを認識してもらい、中国での中古品の価値向上や市場の拡大を目指し、世界規模での“循環型社会”の実現を推進していく」(同社)という。
コメ兵 公式サイト

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