ソフトバンク、企業のクラウド化支援の新サービス「clouXion」開始

2018年8月22日 10:43

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企業システムクラウド化のステージ (画像: ソフトバンク・テクノロジー発表資料より)

企業システムクラウド化のステージ (画像: ソフトバンク・テクノロジー発表資料より)[写真拡大]

 ソフトバンク・テクノロジーは21日、企業のデジタルトランスフォーメーション(以下DX)を通して、企業の発展、企業価値向上を継続的に支援する新ビジネス「clouXion(クラウジョン)」を開始した。

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 企業がIoTやAI、ビッグデータをビジネスに利用するDXを実現するには、計画的にクラウド化システムを設計し、負担がなく安全なシステム導入と利活用の実施、その後の定着までを管理していくことが重要となる。clouXionは、企業が効率的にDX化を進められるよう継続的に支援するサービスとして誕生した。

 clouXionでは、企業システムのクラウド化を段階的に進めていくことで、企業の利益を最大化し、企業価値の増大を目指す。段階的クラウド化は3段階に分けて推進する。第一ステージでは、企業のコミュニケーション基盤を確立する。第二ステージでは、コラボレーション基盤の構築、その後の第三ステージでは、基幹システムのクラウド化と事業部門システムのクラウド化を行う。そのためにclouXionでは、各ステージ用の商品群を準備して企業にクラウド化の定着を図る。

 clouXion導入によって、企業はワークスタイル変革を加速し、経営判断の迅速化、コミュニケーションの活性化や、費用対効果の高いIT活用を通したコスト最適化などの効率化が図れる。その結果、企業はデジタルソースを活用した新しいビジネスの創出に専念する余裕が確保され、ビジネスの新ステージへの展開が目指せるとしている。

 clouXionは今後、導入企業の負担軽減、業務効率化に繋がるワークフローの自動化、チャットボット機能やクラウドの統合管理などのソリューションを拡充していく。

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