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イラン人所有の500以上のビットコインがアメリカ政府に没収された
*14:15JST イラン人所有の500以上のビットコインがアメリカ政府に没収された
イラン・ブロックチェーン協会の責任者によると、2017年、イラン人が所有する500以上のビットコインがアメリカ政府に差し押さえられ、その数は未だに増えている。責任者の説明によると、イラン国内の暗号通貨の法的な立場があるため、イラン国内から適切なルートを通じて、イラン人が行動を起こすことはできない、という。
イラン・ブロックチェーン協会の責任者であるSepehrMohammadi氏は、Ibenaニュースに答えた。
2017年、あるイラン人たちが所有していたかなりの量のビットコインが、特別な理由もなしに、アメリカ政府によって差し押さえられ、その差し押さえは未だに継続している。
どのぐらいの数のビットコインが差し押さえられたか定かではないが、約250億トーマーン(57億7000万米ドル)に相当する500以上のビットコインが差し押さえられたのではないかと、SepehrMohammadi氏は説明する。
「差し押さえの理由は、ビットコイン所有者はずるがしこい方法でアメリカの制裁を回避しているからだと、信じている人がいる」と、SepehrMohammadi氏はつけ加えた。
最近、イラン政府は、アメリカの経済制裁を回避するために、暗号通貨を使うことを検討している、とnews.Bitcoin.comは報じた。
イラン国会の経済委員会の議長であるMohammadRezaPour-Ebrahimi氏は、2018年7月15日のMizanニュース通信社のインタビューに答えて、デジタル通貨は、イランがアメリカの制裁を回避できるために使うことができる、主要なメカニズムのなかに組み込まれている。イラン議会はこの問題についてまもなく議論を行うだろう、と言及した。
MohammadRezaPour-Ebrahimi氏はさらに、Ibenaに対して、暗号通貨を取り戻すためにイラン市民が直面している挑戦について、説明した。
差し押さえられたビットコインの所有者は、暗号通貨がイラン国内では禁止をされているので、イラン国内のアメリカの施設に対して、法に沿った行動を取ることができない。イラン・ブロックチェーン協会は、国際的に法的な行動を見据えているが、このケースを扱う、反マネーロンダリング法に精通している専門家をまだ見つけることができていない。
2018年4月、イラン中央銀行は、国内の銀行や金融機関の暗号通貨取引を禁止した。イラン中央銀行は、すべての暗号通貨は、マネーロンダリングやテロ資金に変わる可能性があり、一般的に、犯罪資金の移転手段に使われる可能性があると、主張した。
それにもかかわらず、MohammadRezaPour-Ebrahimi氏は、2018年5月に、Ibenaニュースに対して、彼の資料によると、イランでは少数の人たちが暗号通貨のユーザーにモカ変わらず、25億米ドル以上がデジタル通貨を購入するために、国外に持ち出されていると、語った。
出典:News Bitcoin
【ニュース提供・エムトレ】《US》
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