ホンダ、「クラリティ PHEV」を国内発売

2018年7月20日 21:06

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CLARITY PHEV。(画像:本田技研工業発表資料より)

CLARITY PHEV。(画像:本田技研工業発表資料より)[写真拡大]

 本田技研工業(ホンダ)は、CLARITY(クラリティ)シリーズの新型のプラグインハイブリッドモデル「CLARITY PHEV(クラリティピーエイチイーブイ)」を、7月20日から新たに発売した。

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 ホンダは、2030年をめどとして四輪車グローバル販売台数の3分の2を電動化することを目指し、電動車両の開発を進めている。その一つに位置付けられるCLARITY PHEVは、高い環境性能だけでなく、力強い走行性能、5人がゆったり座れる上質な居住空間、広い荷室スペースなど上級セダンとしての上質さを兼ね備えたプラグインハイブリッドモデルとなる。

 モータシステムにはホンダの2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」が採用され、そこにバッテリーの高容量化やコンバーターの高出力化が加えられて、EV走行距離は114.6キロメートルに達する。EV走行駆動力も大幅に高められており、走り出しから高速域まで、EV走行の持続範囲は大幅に伸長されている。

 ドライブモードは3つある。「EVドライブモード」「ハイブリッドドライブモード」「エンジンドライブモード」である。これらを充電状況や走行の状況に応じて常に最適なモードで自動選択し、シームレスな切り替えを行う。

 充電システムは普通充電ポートのほか、急速充電、外部給電ポートを標準装備する。対応する外部給電器によって、外部機器への電力供給も可能となる。

 タイプは1種類のみ。トランスミッションは電気式無段変速機。価格は消費税込みで588万600円。

 カラーはボディカラーが全6色、「コバルトブルー・パール」、「プレミアムディープロッソ・パール」、「プラチナホワイト・パール」、「スーパープラチナ・メタリック」、「モダンスティール・メタリック」、「クリスタルブラック・パール」。

 インテリアカラーはホワイトアイボリーとブラックがある。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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