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スペイン企業、羽根のない風力発電機を開発へ
記事提供元:スラド
スペインのVortex Bladelessという企業が、羽根のない風力発電装置を開発している(Energia Limpia XXI。
一般的な風力発電装置は風の力で風車を回し、それによって発電機を回転させて発電を行うが、同社の発電装置は風を受けた棒が振動する効果を使って発電を行うのが特徴。風車は軸や歯車などの部分のメンテナンスが必要だが、この方式ではそれがないため製造・設置コストやメンテナンスコストを削減できるという。
また、風車の羽根部分がないために安全性も高く、稼働時の騒音も静かだという。発電効率は風車と比べて30%劣るそうだが、風車よりも高密度に設置でき、それによって効率の低さはカバーできると考えているようだ。
同社は現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を募集している。
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