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京王、5月5日に「京王線スペシャル電車」 多摩動物公園開園60周年記念で
京王線5000系車両(画像: 京王電鉄の発表資料より)[写真拡大]
京王電鉄は、多摩動物公園(東京都日野市)が開園60周年を迎えることを記念して、同園の開園記念日に当たる5月5日(土・祝)に、5000系車両を初めてイベント列車として使用し、「京王線スペシャル電車」として京王線新宿駅から多摩動物公園駅まで貸切運行する。
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「京王線スペシャル電車」は、5000系車両をクロスシートで使用し、京王線新宿駅発、多摩動物公園駅行き臨時貸切列車として直通運行する。京王線スペシャル電車内では、多摩動物公園スタッフによるトークやクイズ大会、動物の着ぐるみとの記念撮影などを実施するほか、多摩動物公園駅到着後は京王電鉄公式キャラクター「けい太くん」や京王あそびの森ハグハグの公式キャラクター「ハグ―」とのグリーティングを実施する予定だ。
京王5000系車両は1963年に第1編成が登場し、1996年に営業運転から引退するまでの33年間、通勤電車として活躍した車両だ。現役の京王8000系・京王9000系も5000系車両の前面デザインを元に設計され、その美しいデザインは今も継承されている。
特に画期的だったのは5000系の5018F・5119F(5100系)による日本初の「冷房を搭載した通勤型車両」だ。現在スタンダードである冷房車も5000系がその始祖なのだ。
同車両としては初めてのイベント利用とあって、多摩動物公園では、3月22日(木)から4月12日(木)まで、イベントの参加者300名を募集する。応募は往復はがきかEメール(specialtrain@tokyo-zoo.net)で受け付けている。
参加費は大人1000円、12歳未満の子ども500円で、乳児(1歳未満)で座席を使用しない場合は無料となる。また、5月5日(土・祝)は開園記念日のため、多摩動物公園の入園料は無料となる。応募の締切は4月12日(木)で、はがきは必着、Eメールは12日送信分まで有効だ。応募者が多数の場合は抽選となり、当落にかかわらずメールまたははがきで連絡がある。(記事:M_imai・記事一覧を見る)
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