【注目銘柄】白銅は年初来高値更新して07年来高値圏、18年3月期1Q大幅増益で通期増額の可能性

2017年8月31日 16:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 白銅<7637>(東1)に注目したい。半導体・液晶製造装置向けを主力とする金属・非鉄金属専門商社である。18年3月期第1四半期は大幅増収増益だった。通期も2桁増益予想である。需要が好調に推移して通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は年初来高値を更新して07年来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期1Qは大幅増益、通期予想は増額の可能性

 18年3月期第1四半期(4~6月)連結業績は、売上高が前年同期比24.5%増の100億23百万円で、営業利益が62.4%増の6億29百万円、経常利益が64.1%増の6億50百万円、純利益が66.0%増の4億54百万円だった。

 半導体・液晶・有機EL関連製造装置業界向けの需要が高水準に推移し、標準在庫品・特注品とも販売重量が増加して大幅増収だった。増収効果、および原材料市況好転効果で、人件費や物流費の増加、資産能力増強・新規事業拡大に伴う減価償却費の増加を吸収して大幅増益だった。

 通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比6.6%増の369億円、営業利益が12.8%増の22億40百万円、経常利益が13.1%増の23億10百万円、そして純利益が11.7%増の15億70百万円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高27.2%、営業利益28.1%、経常利益28.1%、純利益28.9%と高水準である。需要が好調に推移して通期予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は年初来高値更新して07年来高値圏、好業績評価して上値試す

 株価は2月高値1886円を突破し07年来の高値圏だ。本日8月31日は2130円まで上伸している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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