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終売のホンダ原付モンキー、最終モデル「50周年スペシャル」販売へ
「モンキー・50周年スペシャル」(Monkey 50th Special)。(画像:本田技研工業発表資料より)[写真拡大]
本田技研工業(ホンダ)は、50cc原動機付自転車のレジャーモデル「モンキー」の発売50周年を記念し、「モンキー・50周年スペシャル」の商談受付を7月21日10:00に開始する。モンキーはこのモデルをもって完全終売となり、その歴史に終止符を打つ。申し込み受付期間は8月21日23:59までであり、500台の限定数を上回る注文があった場合は抽選を予定している。
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モンキーの歴史を簡単に紹介すると、50周年、というのは、1967年の国内向け量産市販車であるモンキーZ50Mを初代としてカウントした場合の年数である。その誕生までの経緯を紐解くと、1961年にまでさかのぼることができる。
1961年、第8回日本自動車ショウにおいて発表された、レジャーバイクZ100がモンキーのルーツである。これはかつて存在した遊園地、多摩テック(当時は本田技研工業が経営していた)の遊具として作られたものであった。
これをモデルチェンジしたCZ100を国外へ輸出したところ好評を博し、モンキーの名を与えられた国内販売型、Z50Mが開発されるに至った。
爾来50年。日本の国産の原付としては、カブに次ぐロングセラー商品であった。しかし、今回の50周年スペシャルをもって、姿を消すことになる。
50周年スペシャルのメーカー希望小売価格は、税込43万2,000円。主要諸元は以下の通り。
■全長×全幅×全高
1,365×600×850mm
■軸距
895mm
■シート高
660mm
■車両重量
68kg
■乗車定員
1人
■エンジン型式・種類
AB28E・空冷4ストローク OHC 単気筒
■総排気量
49立方cm(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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