4大イベントが同時発生する6/8の投資戦略~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)

2017年6月6日 13:11

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記事提供元:フィスコ


*13:11JST 4大イベントが同時発生する6/8の投資戦略~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)
こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。

今週6月8日は【4つの大きなイベント】が控えています。そこで、4大イベントの概要を確認しておく必要がありそうです。eワラントジャーナルでイベントに備えた「投資戦略について」のコラムを見つけましたのでご紹介します。

4つのイベントとは、1.欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表、2.英国の総選挙、3.日本のメジャーSQ前の先物・オプション最終売買日、4.コミー前FBI長官の議会証言のことです。これらが重なるため、『8日から9日にかけて相場が大きく動く可能性』があると同コラムでは記述しています。そこで、4つのイベントから2つほどピックアップしてご紹介します。

まず、1.ECB政策金利発表については、『懸念されたEU各国での極右勢力の拡大に歯止めがかかったことで欧州の政治リスクは後退していることや、ドイツのメルケル首相がユーロが弱すぎるといった発言をしていることを踏まえると、8日のECB理事会において金利引き上げを含めた金融引き締めに動く可能性』があるようです。このシナリオを前提とするとユーロ相場が上昇する可能性があるため、上昇トレンドに追従する戦略について言及しています。

続けて、4.コミー前FBI長官の議会証言について考えてみましょう。『5月にトランプ大統領に解任されたコミー前FBI長官は8日に米国議会上院情報委員会で証言を行う予定です。コミー氏は昨年の米国大統領選挙へのロシア介入疑惑や、トランプ大統領の関与などについて証言すると見られ、トランプ政権を揺るがす可能性があります。一方でトランプ政権がコミー氏の証言阻止に動く可能性も報じられており、米ドル対円相場を動かす材料になる』可能性があります。コラムでは、相場が荒れることを前提としたポジションを構築する戦略とそのリスクについても言及しています。

コラムでは、その他、2.英国の総選挙、3.日本のメジャーSQ前の先物・オプション最終売買日、のそれぞれのイベントに対しても、詳しく投資戦略を紹介しています。

なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の6月5日付のコラム「4大イベントが同時発生する8日の投資戦略」にまとめられています。

馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子《DM》

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