【業績でみる株価】日本M&Aセンターは上場来高値更新の展開、18年3月期増収増益予想を評価

2017年5月11日 10:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 中堅・中小企業を主対象とするM&A仲介会社である日本M&Aセンター<2127>(東1)は、17年3月期が大幅増収増益となり、18年3月期も増収増益予想である。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

 4月28日発表の17年3月期連結業績は、売上高が16年3月期比29.0%増の190億69百万円、営業利益が同29.2%増の90億46百万円、経常利益が同27.5%増の90億70百万円、純利益が同27.6%増の61億74百万円だった。2月6日に増額修正値を上回る大幅増収増益だった。案件成約数が順調に増加(104件増加の524件)し、大型案件も寄与した。

 18年3月期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比12.2%増の213億90百万円、営業利益が同10.5%増の100億円、経常利益が同10.2%増の100億円、純利益が同9.5%増の67億63百万円としている。

 事業環境が良好であり、成約件数増加基調に変化はなく増収増益予想である。中期経営計画の目標値である19年3月期経常利益100億円を前倒しで達成する見込みだ。

 株価は上場来高値更新の展開で本日5月11日には4065円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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