ドル円は引き続き波乱含みの展開を予想、SMBC日興証券(花田浩菜)

2017年4月17日 12:13

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記事提供元:フィスコ


*12:13JST ドル円は引き続き波乱含みの展開を予想、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

トランプ米大統領のドル高けん制発言や北朝鮮などの地政学リスクの高まりなどを背景に、先週はドル安円高がさらに進行しましたね。4/17付けの「主要通貨デイリー」に今週のドル円相場についてまとめられていますのでご紹介します。

同レポートではまず、『ドル円の地合いは引き続き芳しくなく、今週も一段のドル下振れに警戒を要する週となりそうだ』として、注目材料についてまとめています。

まず北朝鮮については『25日には北朝鮮人民軍の創設85周年記念パレードが予定されている。北朝鮮はこうした国内イベントの前後にミサイル発射などを実施してきた経緯もあり、同国を巡る不透明感は市場のリスク選好的な動きを抑え、引き続きドルの上値抑制要因となりそうだ』と考察しています。

また、20~21日に開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議について『トランプ米大統領は前週12日に「ドルは強くなり過ぎている」と発言し、為替市場に波乱をもたらしただけに、米国の通貨政策を見極めるべくムニューシン米財務長官の発言が注目されよう』と伝えています。

その他、18日の日米経済対話の初会合におけるペンス米副大統領の通商問題を巡る発言や、23日のフランス大統領選・第1回投票の結果なども注目材料として挙げています。

詳しくは4/17付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜《SI》

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