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生活保護高齢者世帯の9割が1人暮らし
記事提供元:エコノミックニュース
厚生労働省が7日発表した6月での生活保護世帯は163万4693世帯で、このうち高齢者世帯が83万2525世帯と全体の51.2%を占めた。高齢者世帯の91%(75万3987世帯)が1人暮らしになっていた。
高齢者世帯の生活保護は平成26年6月に比較し、28年6月の2年で7万9384世帯増加。毎月増加しており、この傾向は続くことになりそう。
一方、高齢者世帯以外では母子家庭が9万9138世帯と前年同月に比べ5261世帯減少した。前月比でも62世帯減った。障害者・疾病者世帯は43万329世帯で前月に比べ254世帯増えていたが、前年同月比では1万2768世帯の大幅減だった。また就労世代の『その他世帯』は26万3930世帯で、前月より282世帯減り、前年同月では9893世帯の減少になっていた。
この結果、生活保護世帯は全体では、前月より1292世帯増加、前年同月比では8752世帯の増加になった。
一方、生活保護受給者人数では214万7077人と前月より1205人減少し、前年同月比では1万6051人減少していた。雇用情勢の改善が背景にあるとみられている。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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