ブリヂストン、ジュネーブモーターショーにパンクしても走行可能なタイヤなど出展

2016年2月23日 03:54

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ブリヂストンの展示ブースイメージ(ブリヂストンの発表資料より)

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 ブリヂストンは3月1~13日に、スイスのジュネーブで開催される「ジュネーブ国際モーターショー」に、乗用車用タイヤ「DRIVEGUARD」、次世代低燃費タイヤ「ECOPIA with ologic」などを出展する。

 「DRIVEGUARD」は、タイヤの空気圧がゼロになっても所定のスピードで一定距離を走行可能にすることで、急なパンクでも安全な場所まで移動して停車できるランフラットテクノロジー(RFT)を採用した乗用車用タイヤ。 従来、RFT採用タイヤは、技術的な背景や、専用ホイールが必要となることから、装着可能な車両が限られていたが、DRIVEGUARDは、装着に際し、ホイールを選ばないため、これまでRFT採用タイヤを装着できなかった車両などでも利用できる。

 「ECOPIA with ologic」は、低燃費性と安全性を両立する同社独自の「ologic」技術を搭載した次世代低燃費タイヤ。タイヤの大径化により接地部分の変形を抑制し、車両の燃費向上に関わる転がり抵抗を低減するとともに、狭幅化により走行時の空気抵抗も低減した。さらに、タイヤ進行方向に長い接地形状と専用パタンやコンパウンドを組み合わせることで、濡れた路面や乾燥路での高いグリップ性能も確保している。

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