エフエム東京、デジタル音声広告の米アズウィズ社と提携

2015年11月18日 17:39

印刷

エフエム東京は、デジタル音声広告を手掛ける米アズウィズ(AdsWizz)社と戦略的パートナーシップを締結した。写真は、アズウィズ社のWebサイト。

エフエム東京は、デジタル音声広告を手掛ける米アズウィズ(AdsWizz)社と戦略的パートナーシップを締結した。写真は、アズウィズ社のWebサイト。[写真拡大]

 エフエム東京は18日、デジタル音声広告を手掛ける米アズウィズ(AdsWizz)社と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。デジタル音声広告の日本での市場性検証や技術の実証実験、先行事例に関する情報共有など、多面的な連携を進めるという。

 同社によると、アズウィズ社は設立が2008年で、インターネットラジオなどの音声コンテンツ事業社向けに音声コンテンツの収益化ソリューションを提供している。音声メディア側は、広告主にデジタル音声広告のアドエクスチェンジ(取引市場)と、ターゲティング機能を提供することが可能になる。世界各国の大手音声コンテンツサービスに採用された実績を持つという。

 エフエム東京グループは、今回の提携の一環として、アズウィズ社のシステムで管理している世界各国の音声広告在庫の日本国内での販売窓口となる独占契約も結んだ。インプレッション数(表示回数)に応じて、再生回数保証で販売する。販売開始は2015年内を予定しているという。

 今後は、次世代の音声広告ソリューションの開発に向けて、日本を含むアジアでアズウィズ社と様々なテストを行い、実現性の検証を進めていくという。

関連記事