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アウディからコンパクトプレミアムクラス最速のRS3スポーツバック登場
アウディは A3 Sportbackをベースにした本格スポーツモデル、新型 RS 3 Sportbackの販売を開始する。このモデルは367ps、47.4kgmを発揮する2.5L 直列5気筒TFSI(直噴ガソリンターボ)エンジンを搭載し、コンパクトプレミアムクラス最速を誇る。[写真拡大]
アウディは A3 Sportbackをベースにした本格スポーツモデル、新型 RS 3 Sportbackの販売を開始する。このモデルは367ps、47.4kgmを発揮する2.5L 直列5気筒TFSI(直噴ガソリンターボ)エンジンを搭載し、コンパクトプレミアムクラス最速を誇る。
アウディの直列5気筒エンジンは古くは1980年代に、WRC(世界ラリー選手権)などの国際モータースポーツで活躍し、アウディのスポーツイメージを高める役割を果たした。
この2.5 TFSIエンジンは2009年にアウディTT RSに搭載されてデビューを飾り、以降10年から5年連続で2.5?クラスの「インターナショナル エンジン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、パワーとフィールに優れた傑作エンジンと評価されている。
最高出力367PSは、リッターあたり148PSと怒涛のパワーを誇り、最大トルクの47.4kgmも1625rpmの比較的低回転から5550rpmまでコンスタントに発揮される。0?100km/h加速タイムは4.3秒でクラス最速である。
このエンジンに、RS3用にチューニングされたクワトロ(フルタイム4WDシステム)が組み合わせられる。運転スタイルと路面の摩擦係数を感知し後輪に、50-100%の駆動力が配分される。さらに、「アウディ・ドライブセレクト」で「ダイナミックモード」を選択して、ESCをスポーツモードに切り替えれば後輪への伝達をより早めることもできる。
通常のA3 Sportbackと比較すると車高が25mm低くなっており、トレッドもフロントで25mm、リヤで10mm拡げられ、サスペンションやブレーキも、強化されている。
デザイン面では、RSモデルを象徴するハニカムパターンをフロントシングルフレームグリル、リアディフューザーなどに採用。張り出したフェンダー、立体感あるエアイントレット、サイドシルなどの造形と合わせ、最高峰モデルらしい迫力あるスタイルとしている。
インテリアはブラックで統一、専用デザインのシート、ステアリングなどスポーティな装備を採用することでコックピットに座った瞬間から特別なモデルであることを意識させている。
アウディは、つい先日、同じくA3シリーズでブランド初のプラグインハイブリッドモデルの「Sportback e―tron」を発表している。環境に配慮したモデルと、ホットハッチを同じA3というシリーズ内で立ち上げるアウディに筆者は勢いを感じる。価格は756万円。(編集担当:久保田雄城)
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