日本IBM、東京丸の内に顧客との経営戦略共創拠点を開設

2015年10月5日 16:46

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コラボレーティブ・スペース(日本IBMの発表資料より)

コラボレーティブ・スペース(日本IBMの発表資料より)[写真拡大]

 日本IBMは5日、顧客とともに未来を創造する拠点として、「戦略共創センター」を丸の内永楽ビルディング内に開設したと発表した。

 「戦略共創センター」は、IBMのコンサルティングのスキルや知見、IBMリサーチの先端テクノロジー、豊富な実績に基づくIT技術の能力といった、IBMのさまざまな力を結集し、顧客の未来像を描き出す場として設立した。先端テクノロジーを活用したビジネスの構想策定、最先端のアナリティクスを駆使した経営戦略策定など、将来のビジネスに関する戦略策定などを行う。

 経営層を招いて議論を交わすための「エクゼクティブ・ボードルーム」、プロジェクトで利用する「コラボレーティブ・スペース」、社員のワークスタイルを支援する「ビジター・オフィス」で構成される。「コラボレーティブ・スペース」は数人のグループ会議から30人程度のセミナーにも利用できるようレイアウト変更が柔軟になっており、旧来の日本型企業からスタートアップ企業まで、多種多様な出会いの場を創出していく。

 世界規模で実施したグローバルの調査に基づく洞察をまとめたC-suite Studyに関するエグゼクティブ対象のイベントや、テクノロジーを活用して新たな金融サービスを創出するFinTechに関するワークショップなどを順次開催する予定。

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