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ドコモ、NTTナレッジ・スクウェアを子会社化 学習サービス事業を推進
オンライン講座サービス「gacco(ガッコ)」の利用イメージ(NTTドコモの発表資料より)[写真拡大]
ドコモは17日、日本電信電話(NTT)の子会社であるNTTナレッジ・スクウェアを、同社からの第三者割当増資引受とNTTインベストメント・パートナーズファンドからの株式譲受により、同日付で子会社化したと発表した。新社名を「株式会社ドコモgacco(ドコモガッコ)」とし、事業基盤の強化と学習サービス事業の推進を図る。
ナレッジ・スクウェアは現在、日本初の公開オンライン講座サービス「gacco(ガッコ)」をドコモと共同で提供している。同サービスは、大学教授陣等による本格的な講義を、学生に限らず誰でもパソコンやスマートフォン、タブレットによりオンラインで無料受講。場所や時間にとらわれず受講することが可能で、他の受講生と掲示板を通じたディスカッションなども行うことができる。これまでに著名な教授・講師による44講座を開講しており、登録会員数は約14万人、一人あたりの平均受講数は約2.8講座、受講登録者数は延べ約39万人。
新会社ドコモgaccoでは、ドコモと連携し、「gacco」の提供を通じて培ってきた新しい学びの形態を、官公庁・地方自治体や企業をはじめとする、法人顧客の課題解決の手段として提案するなど、新しいビジネスを推進していく。
さらに今後、インターネットを介してリアルタイムに遠隔地を繋ぎ、講座に関連したワークショップを展開するなど、より先進的な学習スタイルを提案することで、教育の地域格差の解消や地方創生への貢献も目指すという。(記事:町田光・記事一覧を見る)
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