ダイハツ、インドネシアで多目的乗用車「セニア」をマイナーチェンジ

2015年8月12日 19:37

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セニア(XENIA)(ダイハツ工業の発表資料より)

セニア(XENIA)(ダイハツ工業の発表資料より)[写真拡大]

 ダイハツ工業は12日、インドネシアの子会社、アストラ・ダイハツ・モーター(ADM)が、同国専用の多目的乗用車「セニア(XENIA)」をマイナーチェンジし、20日からインドネシアで販売を開始すると発表した。

 「セニア」は、トヨタ自動車との初の共同開発車。コンパクトなボディサイズながら大人7人が乗車できることなどが好評で、ダイハツの基幹車種の一つとなっている。今回のマイナーチェンジでは、新型エンジンを搭載するとともに、低コスト化や軽量化の技術を展開した。

 新型エンジン、新開発プラットフォームにより、FR車ならではの力強い走行性能を一層高めながら、燃費性能を約16%向上させ、同時に静粛性や操縦安定性、乗り心地も進化した。さらに内外装を刷新するとともに、小回り性やシートアレンジなどの使い勝手も向上している。

 目標販売台数は、5,000台/月。小売価格は約1億5,100万ルピア~1億8,700万ルピア(約151万円~約187万円:税込)。

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