エプソン、マイナンバーの「個人番号一括収集システム」を提供開始

2015年8月10日 17:12

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 セイコーエプソンは10日、2016年1月に開始されるマイナンバー制度に対する支援サービスとして、「R4シリーズ」などの会計システムとエプソンのスキャナーを活用したマイナンバーの「個人番号一括収集システム」を10月上旬にダウンロード提供開始すると発表した。

 「個人番号一括収集システム」では、エプソンの給与計算ソフトから抽出した従業員・家族情報のマスターデータと、エプソンのスキャナーでスキャニングしたマイナンバー通知カードの個人番号を紐付し、暗号化処理する。さらに個人番号が紐付されたデータは、R4シリーズに標準搭載されている統合管理機能「Eiボード」内のマイナンバーの専用データベースに一括で格納することで、マイナンバー取扱権限によってアクセスログ管理され、個人番号の安全性を確保できる。

 詳細については、9月下旬頃にホームページ(http://o-en.jp)に掲載する。また、同社はマイナンバーを取り扱う会計事務所として取り組まなければならない内容に絞り、「個人番号一括収集システム」とエプソンのスキャナーを活用した具体的なマイナンバー収集方法について、わかりやすくご説明する「税理士のためのマイナンバー制度 直前対策セミナー」を9月2日の東京を皮切りに、大阪・名古屋・熊本で順次開催する。

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