セコム、屋外設置できる指静脈認証システム 最大6000人を登録可能

2015年8月5日 22:57

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セコムの指静脈を使った認証システム「セサモIDf」システム(セコムの発表資料より)

セコムの指静脈を使った認証システム「セサモIDf」システム(セコムの発表資料より)[写真拡大]

 セコムは5日、新しい指静脈を使った認証システム「セサモIDf(アイ・ディー・エフ)」を8月から発売すると発表した。

 「セサモIDf」は、従来の生体認証装置に比べ小型で、機器自体が防水となっているため、屋外ボックスなどが必要なく屋内外問わず、さまざまな場所に設置ができる。カードリーダーを内蔵しており、カードと静脈認証による入退室管理が可能となる。

 最大登録人数が6000人(12000指)。また、セキュリティレベルに合わせて認証方式が選択できる。具体的には、①静脈のみの認証、②グループナンバーまたはIDナンバー+静脈による認証、③ICカード+静脈による認証、④異なる2名による照合での認証、などが可能となっている。

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