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関空の上半期旅客数、過去最多。外国人が急増
関西国際空港・大阪国際空港を運営する新関西国際空港会社は17日、2015年上半期(1~6月、5~6月は速報値)の利用実績を発表。それによれば、上半期の航空旅客数が上半期としては過去最多となる18.9%アップの1096万1349人となったことがわかった。これは、中国人を中心に訪日外国人旅行者が急激に増加したためで、新関西国際空港会社は年間旅客数でもこれまで過去最多であった00年の2085万人を大幅に上回る、2320万人を見込んでいる。
国際線旅客数は前年同期比21.2%アップの755万7899人であり、新関西国際空港会社によれば中国人を中心とする訪日外国人旅行者の数の増加がけん引しているとのこと。上・下半期を問わずに半期として過去最多となった。内訳を見てみると、日本人旅客数は前年同期比8.5%ダウンの290万6383人という結果であり、14年1月から18ヶ月連続で前年を下回っている。その一方で外国人旅客数は前年同月比57.8%アップの457万9900人と大幅アップ。上・下半期を問わすに半期として過去最多となった。また月別に見てみても、6月まで40ヶ月連続で前年を上回っている。
通過旅客数はチャイナエアライン(CI)の運休などが影響して、前年同期比54.1%ダウンの7万1616人であり、国際線の旅客便発着回数は前年同期比14.4%アップの4万3349回で、半期としては過去最多であった。
そして新関西国際空港会社は同日、6月単月の利用実績も発表。それによれば、航空旅客数は前年同月比22.6%アップの182万6180人であり、6月としては過去最多。また45ヶ月連続で前年同月を上回った。国際線旅客数は前年同月比26.7%アップの127万1842人であり、22ヶ月連続で前年を上回った。また6月としては過去最多であった。内訳を見てみると、日本人旅客数は前年同月比9.2%ダウンの44万130人で、外国人旅客数は前年同月比68.5%アップの81万6520人と、6月単月でも外国人旅客数が全体をけん引した。通過旅客は前年同月比51.0%ダウンの1万5192人であり、旅客便発着回数は前年同月比22.4%アップの7694回であり、6月として過去最多。また21ヶ月連続で前年を上回った。(編集担当:滝川幸平)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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