凸版印刷、紙印刷と電子書籍を同時に製作できるサービスを開発

2015年7月7日 08:58

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「TOPPAN Editorial Navi」を利用したさまざまな媒体の書籍づくりのイメージ(写真:凸版印刷発表資料より)

「TOPPAN Editorial Navi」を利用したさまざまな媒体の書籍づくりのイメージ(写真:凸版印刷発表資料より)[写真拡大]

 凸版印刷は6日、印刷書籍と電子書籍など、1つのソースから同時に複数媒体の書籍制作が可能なクラウドサービス「TOPPAN Editorial Navi(トッパン・エディトリアル・ナビ)」を開発。提供を8月上旬から開始すると発表した。価格は、月間制作タイトル数に基づく定額料金と従量課金制。

 同サービスは出版業界を中心に提供される。印刷書籍と電子書籍では、誌面レイアウトや文字組、フォントなどサポートされる機能の違いがある。新サービスでは、著者、編集者、校正者など、同じ作品づくりに携わるスタッフが、原稿をウェブで共有し、ペーパーレスで画面での誌面確認や、ICTを活用した共同編集で場所と時間にとらわれない作品づくりができる書籍創作環境を実現する。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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