野村HD、フィリピンの証券会社に出資 持分法適用子会社化

2015年7月1日 06:24

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組織図(図:野村ホールディングス発表資料より)

組織図(図:野村ホールディングス発表資料より)[写真拡大]

 野村ホールディングスは29日、フィリピンの大手銀行BDO Unibank, Inc.(BDO)の証券子会社である「PCIB Securities, Inc.」(PCIB)に出資し、新名称の合弁会社とし、持分法適用子会社にすると発表した。

 BDOは1968年設立。本店をフィリピン・マカティ市に置く。総資産は1兆8,630億フィリピンペソ(約5兆円、昨年12月末時点)。

 新たな合弁会社の名称は未定。資本金は2億5,415万5,713フィリピンペソ(約7億円)で、出資比率は野村ホールディングスが49%、BDOが51%。

 フィリピンでは、経済成長を背景に個人投資家が増加しており、両社は合弁会社を通じて、個人投資家を主な対象とした国内株式オンライン取引サービスなどを展開していくという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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