NTTとパナソニック、映像エンターテインメント分野などで提携

2015年6月17日 18:01

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協業のイメージ図(NTTの発表資料より)

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 日本電信電話(NTT)とパナソニックは17日、「映像サービスの革新」や「ユーザーエクスペリエンスの進化」を目指した業務提携を行うことで合意したと発表した。

 具体的には、NTTが得意とする「ブロードバンドソリューション」とパナソニックが得意とする「高品質映像ソリューション」を組み合わせることで、新たな映像コミュニケーションのスタンダードモデルの提案などを行う。

 映像エンターテイメント分野では、高品質なAVデバイス/システムとブロードバンドサービスを活用し、スタジアムにおいて、観客の好みの映像を楽しむことができるサービスや、臨場感あふれる映像を世界に届けるサービスなどを提案していく。加えて、様々な映像エンターテイメント分野での展開を図る。

 また、安心・安全分野として、映像モニタリングシステムとサイバーセキュリティ技術などをベースに、安心・安全な暮らしを支える。加えて、訪日外国人や高齢者などに向けた必要な情報を必要な時に手に入れることができるサービスを提供する。

 さらに今後、両社は協業を映像分野のみならず、スマートシティなどのまちづくり分野においても連携を図り、地域の発展に貢献するとともに、さらに海外にも展開できるモデルづくりを検討していく方針。

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