住友ゴム、米グッドイヤー社との提携・合弁を解消

2015年6月5日 15:50

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 住友ゴム工業は4日、1999年に結んだアメリカのタイヤメーカー「The Goodyear Tire & Rubber Company」(グッドイヤー社)とのアライアンス・合弁契約を解消すると発表した。

 同社とグッドイヤー社は、1999年6月にアライアンスを結び、同年9月から日本と欧米で合弁事業を展開してきたが、2014年1月10日付でグッドイヤー社から国際商業会議所へのアライアンス・合弁契約の解消の仲裁申し立てがあり、協議を重ねた結果、解消に至ったという。

 解消により、北米でタイヤ製造・販売を手掛ける合弁会社「Goodyear Dunlop Tires North America, Ltd.」、日本国内の新車用タイヤ販売を手掛ける合弁会社「ダンロップグッドイヤータイヤ」は住友ゴム工業が買収する。

 一方、ヨーロッパでタイヤ製造・販売を手掛ける合弁会社「Goodyear Dunlop Tires Europe B.V.」、日本国内の市販用グッドイヤーブランドのタイヤ販売を手掛ける合弁会社「日本グッドイヤー」はグッドイヤー社が買収する。

 また、「ダンロップ」ブランドの商標権については、日本・ロシア・中近東・アフリカ諸国など34か国と、北米の日系自動車メーカー向けタイヤ・新車用タイヤに関しては、住友ゴム工業が引き取り、ヨーロッパと、北米の非日系自動車メーカー向けタイヤ・市販用タイヤに関してはグッドイヤー社が引き取る。

 なお、今回のアライアンスと合弁の解消に伴う取引によって、住友ゴム工業はグッドイヤー社から約2億7,100万米ドル(約325億円)を現金で受領し、既存債務の返済として、解消の効力発生日以降3年以内に、総額約5,500万米ドル(約66億円)をグッドイヤー社から受領するという。

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