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LIXILグループ、独子会社の破産で410億円損失の可能性
LIXILグループは22日、ドイツの子会社Joyou AGが債務超過に陥り、破産手続開始をドイツ・ハンブルク地方裁判所に21日(現地時間)に申し立てたと発表した。破産により、Joyouの株式分約250億円と、Joyouの子会社の債務保証分最大約160億円を合わせた、約410億円の損失が発生する可能性があるとしている。
Jayou は、ドイツ・ハンブルクに本社を置く、衛生陶器などの製造や販売を手掛ける会社で、1988年に設立された。資本金は2,396万7,000ユーロ(約32億円)で、LIXILグループがJoyouの72.3%の株を間接的に保有している。
Joyou財務状況を精査したところ、売上、負債、利用可能な現金の額が、2014年度の財務報告での数値からかけ離れていることがわかり、純資産、財政状態、利益の状況が過度に良く見せていた可能性があるという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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