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山陽電鉄、19年ぶりの新型車両6000系を導入
山陽電気鉄道は19日、19年ぶりの新型車両6000系を今年度中に導入すると発表した。
6000系の製造は川崎重工業兵庫工場(神戸市兵庫区)が行う。5030系以来、19年ぶりとなる新車両で、既存の3000系を順次置き換える。車両は3両編成で、普通列車のほか、2本繋げて阪神電気鉄道の梅田駅(大阪市北区)への直通特急にも使用する。
車体は片側3扉の無塗装アルミニウム製で、帯色は同社のコーポレートカラーの「赤」を継承しつつ、より深みのある「イノセントレッド」を採用。ドア横には、朝日をイメージしたオレンジのグラデーションをデザインした。
機能面では、VVVFインバーター制御と全照明装置のLED化で、消費電力量を3000系より約40%低減させる。また、同社初の全閉外扇型誘導電動機を採用し、騒音を低減させるという。
車内は、ガラス製の仕切板などを採用し、開放感のある印象にしたという。シートの色は外観と同じ「赤」で、柄模様には沿線に咲く兵庫県花の「のじぎく」を取り入れた。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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