三菱電機、インドにエレベーター工場を建設

2015年5月15日 14:48

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インドに建設される新工場のイメージ(三菱電機発表資料より)

インドに建設される新工場のイメージ(三菱電機発表資料より)[写真拡大]

 三菱電機は14日、インドに、現地法人Mitsubishi Elevator India Private Limitedのエレベーター工場を建設すると発表した。来年7月の稼働を目指す。

 新工場はインド南部のカルナタカ州ベンガルールに建設される。投資額は34億5,000万円。敷地面積約8万9,000平方メートル、2万5,400平方メートル。生産能力は年間5,000台。人員は約200名。

 工場には、高さ約41mの試験棟などが設けられる。工場では、2014年4月に発売したインドの中低層建物向け機種「NEXIEZ-LITE(ネクシーズ ライト)」などを生産する。

 同社では、IT産業など多くの企業が進出しているベンガルールに新工場を設立することで、機器を国産化し、価格・納期などの面で競争力を強化し、販売・製造・据付・保守の一気通貫体制による一層の事業拡大を目指すという(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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