レクサスRX、上海でダウンサイジング・ユニット搭載車を発表

2015年4月21日 11:36

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記事提供元:エコノミックニュース

NYショーで発表した「RX350」とハイブリッドモデル「RX450h」に比べて圧倒的に軽いエンジンの搭載でハンドリング性能はRX200tの方が軽快で高いと思われる。

NYショーで発表した「RX350」とハイブリッドモデル「RX450h」に比べて圧倒的に軽いエンジンの搭載でハンドリング性能はRX200tの方が軽快で高いと思われる。[写真拡大]

 レクサス(トヨタ)は、中国・上海で開催されている第16回上海モーターショー「The 16th Shanghai International Automobile Industry Exhibition」において、2015年ニューヨーク国際オートショーで発表した新型プレミアムクロスオーバーRXに3つ目のパワーユニットを搭載した2リッター直噴ターボエンジン搭載モデル「RX200t」を発表した。同ショーのプレスデーは4月20日~21日、22日~24日がプロフェッショナルデー、25日~29日まで一般公開される。NYショーでは3.5リッターのRX350とハイブリッドのRX450hが公開されていた。RXの日本での発売は今年秋、東京モーターショー直前を予定している。

 RX200tに搭載したエンジンは、いわゆるダウンサイジングコンセプトに則ったもの。搭載の直列4気筒DOHCインタークーラー付き直噴ターボエンジンは、ツインスクロールターボチャージャーと可変角を拡大したDual VVT-iWを組み合わせ、最高出力170kW以上を目指す。6速オートマチックトランスミッションを組み合わせたパワートレーンは、低速域から高速域まで滑らかで力強い加速を実現しながら、高い燃費・環境性能を両立したという。

 初代RXは、1998年に北米でデビュー。以来、「RX」は世界のプレミアムクロスオーバーマーケットを牽引する存在であり、レクサスブランドの主力モデルとして高く評価されてきた。今回開発された新型RXは、新たな魅力を放つプレミアムクロスオーバーへと進化を遂げた。

 SUVとして独自の進化を遂げたスタイリングはエッジの効いたシャープな印象で、スピンドルグリルとL字型の3眼フルLEDヘッドランプが、LEXUSのアイデンティティを主張。フォグランプと一体化し、高い位置に配したコーナリングランプが、安全性とスマートさを際立たせます。

 また、RX200tホイールサイズは上級のハイブリッドモデルと同じ20インチとしたことで、塊感あるガッシリしたプロポーションを実現した。同時に大きく張り出した前後のホイールフレアによって滑らかで堂々とした力強さが得られた。

 インストルメントパネルの水平軸を低い位置で貫通させ、前席の広がりと一体感を強調した先進機能と上質感を融合したキャビンもRXの特徴だ。その造形には立体的な深みが与えられ、運転席と助手席の空間を適度に分離している。表示スペースを拡大し、視認性を高めたヘッドアップディスプレイ。メーターフードやセンターコンソールへと滑らかに繋がる導線が、空間に落ち着きをもたらす。ドライバーが運転を楽しみつつ、運転に集中できる環境を実現している。

 RXには前述したように、直噴機構D-4Sを採用したV型6気筒3.5リッターエンジンを搭載し、パワーと燃費・環境性能を両立した「RX350」と、低燃費とCO2排出量の低減を実現し熱効率を追求したV型6気筒3.5リッターアトキンソンサイクルエンジンと高トルクモーター内蔵のトランスミッションを組み合わせたハイブリッドモデル「RX450h」を先行して発表していた。(編集担当:吉田恒)

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