JTBグループ、タブレットを利用した訪日外国人向け多言語通訳サービス

2015年3月23日 13:13

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多言語通訳サービス「さわって+みえる通訳」(JTBの発表資料より)

多言語通訳サービス「さわって+みえる通訳」(JTBの発表資料より)[写真拡大]

 JTBグループのJMCは23日、ブレイン、ITXとの3社共同事業として、訪日外国人への多言語通訳サービス「さわって+みえる通訳」を開発し、4月2日より販売を開始すると発表した。

 「さわって+みえる通訳」は、タブレット端末を利用した多言語通訳サービスで、ブレインのタッチ式の多言語シートアプリ「さわって通訳」とITXの通訳オペレータによる映像式の通訳アプリ「みえる通訳」を連携させたもの。画面操作によりスピーディに意志疎通を図り、人手による通訳が必要な状況では、「みえる通訳」のオペレータを呼び出して三者間で通訳をすることができるハイブリッド型サービスである。

 英語、中国語、韓国語、タイ語の4カ国語に対応しており、特に外国人旅行者が急激に増加し、通訳が不足しているタイ語の需要は高まっているという。今後は、ロシア語など、ほかの言語の充実を計画している。2015年度は100個所への販売を目標としている。

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