ベネッセ、オンライン教育プラットフォーム「Udemy」日本版を立ち上げ

2015年3月17日 04:29

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 ベネッセは4月下旬から新しいオンライン教育プラットフォームを開設する。この分野の先駆者である米Udemy社と、包括的業務提携契約を結び、EdTech領域でのさらなる事業拡大を目指す。

 Udemy社が提供するUdemyは、教えたい人が講師となって映像講座を公開できるオンラインの教育プラットフォームで、世界最大規模のCtoCプラットフォームといわれる。ビジネス、コンピュータ・プログラミングから料理やヨガまでジャンルを問わない14,000人以上の講師による25,000以上のコースがあり、世界中で600万人以上の受講者が利用しているという。今回の業務提携により、両社はUdemyのオンライン教育プラットフォームとベネッセのさまざまな事業資産を組み合わせて日本市場での展開を狙う。ベネッセだけではく、個人や企業によるビジネス・教養・趣味などの幅広いコンテンツ提供を可能にする。

 サービス提供は、2015年4月下旬からの予定。スタート時のコース数は約300コース(予定)、スタート時のジャンルは、幼児向け・学生向け授業語学、IT/ビジネス系などで、今後は資格系やライフスタイル系も順次追加される予定。利用料は各講師が自由に設定する。オンライン上でカード決済後、オンライン上で無期限に学習ができる。

 パソコンのほか、iPhone/iPad iOS4 以降、Android 2.3 以降(一部端末を除く)でWi-Fiなどの高速通信環境推奨で利用が可能。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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